新興キネマ株式会社(しんこうキネマ)は、かつて第二次世界大戦前に存在した日本の映画会社である。1931年(昭和6年)8月28日、帝国キネマ演芸を組織変更する形で設立、帝国キネマ太秦撮影所(現在の東映京都撮影所)を引き継いで生産拠点とした。1934年(昭和9年)10月には、東京(大泉)撮影所(現在の東映東京撮影所)を新設した。戦時統合のため1942年(昭和17年)1月10日、日活の製作部門および大都映画と合併して大日本映画製作株式会社(大映)を形成して消滅した。2つの撮影所のほかに、11の映画館を直営した。