古公亶父(ここうたんぽ)は、周初代武王の曾祖父。周の先王の一人。の子。姓は姫(き)。先祖の后稷・公劉の業を納め、国人から慕われた。古公とも呼ばれる。『詩経』では太王。周が殷を滅ぼした後は太王と尊称される。あるいは太公とも呼ばれ、文王が呂尚の事を「太公が望んだ人だ」として「太公望」と呼んだ逸話は有名である(但し太公は祖父、あるいは父の事を指す普通名詞であるという異説もある)。