『凸面鏡の自画像』(とつめんきょうのじがぞう、伊: Autoritratto entro uno specchio convesso) は、1524年ごろに制作された、イタリアのマニエリスム期の芸術家パルミジャニーノによる絵画である。オーストリア、ウィーンの美術史美術館に所蔵されている。 この絵画は、部屋の真ん中にいる若い芸術家(当時は21歳)が、凸面鏡の使用により歪められて描かれている。前景の手は大きく伸びており、鏡によって歪んでいる。使用した鏡の曲線を模倣するために、特別に用意された凸面板に作品が描かれた。