信越本線熊ノ平駅列車脱線事故(しんえつほんせんくまのたいらえきれっしゃだっせんじこ)は、1918年(大正7年)3月7日に鉄道院信越本線の熊ノ平駅(群馬県碓氷郡松井田町、現在の安中市)構内で発生した列車脱線事故である。 車両不具合により本線上に停車中であった貨物列車が碓氷峠の66.7‰の急勾配を逆走し、熊ノ平駅の側線に突入後脱線大破したもので、列車乗務員および熊ノ平駅駅員の2名が即死、重傷を負った乗務員2名がのちに死亡、他の乗務員4名も重軽傷を負う惨事となった。