伏木曳山祭(ふしきひきやままつり)は、富山県高岡市伏木地区にて毎年5月の第3土曜日に行われる、江戸時代後期より続く、海岸鎮護・海上安全の神である伏木神社の春季例大祭。7基の山車が出て、夜にはこの祭り最大の見どころである「かっちゃ」または「かっちゃい」(かち合いが変化したもの)といわれる、山車同士のぶつけ合いが行われる勇壮な日本三大喧嘩祭りのひとつとされ、「伏木のけんか山」の別名で親しまれており、毎年約9万人の観客でにぎわう。なお前日の金曜日には、夕刻すぎより前夜祭として「宵山ライトアップ」が行われる。