中央の入江(Sinus Medii)は、小さな月の海である。地球から見た時に月の赤道と本初子午線の交点にあり、月の表面の中央、地球に最も近い位置にあることからこの名前がついた。秤動による若干の変動はあるものの、この場所から見ると、地球は常に真上に見える。