『レクイエム』(Реквием)はアンナ・アフマートヴァ(1889-1966)の代表作の一つ。夫と息子の逮捕、収容所送りを題材としている。 最初に書かれた詩は1935年、最後に書かれたエピグラフは1961年の作である。彼女はこれを発表できるとは、1962年まで考えていなかった。しかし「雪どけ」時代にドイツで出版され、ペレストロイカ時代にソ連国内でも出版された。