マクマト 120mm自走迫撃砲 (Makmat 120mm self-propelled mortar) は、イスラエルで1960年代初頭に開発された120mm迫撃砲装備の自走迫撃砲である。M3ハーフトラックの車体にソルタム・システムズ製のM65 120mm迫撃砲を搭載した車両で、ハーフトラック Mk.Dとも呼称される。1967年の第三次中東戦争、1973年の第四次中東戦争において実戦投入された。 名称の"マクマト"は、ヘブライ語の"Margema Kveda Mitnayaat, 自走重迫撃砲"という意味の語のアクロニムで、本120mm自走迫撃砲の他、スーパーシャーマンにソルタムM66 160mm迫撃砲を搭載した160mm自走迫撃砲も"マクマト"と呼ばれる。