ボジンカ計画(英語: Bojinka plot)とは、アルカーイダが1995年1月21日から決行を予定していたものの未遂に終わったテロ計画。ボジンカはアラビア語で「爆発」の意味。資金提供も当時スーダンにあったアルカーイダのウサーマ・ビン=ラーディンが行った。 この計画は、フィリピン・マニラのアルカーイダのアジトが爆弾製造中に爆発、フィリピン警察に1995年1月6日と7日に踏み込まれて露見した。 主犯格は、ラムジ・ユセフとハリド・シェイク・モハメド。ラムジ・ユセフは、クウェート生まれのパキスタン人で、世界貿易センター爆破事件の首謀者。ハリド・シェイク・モハメドもクウェート生まれのパキスタン人で、ラムジの叔父である。ハリド・シェイク・モハメドは、16歳でムスリム同胞団に加わり、その後アフガニスタンでソビエト軍と戦った経歴の持ち主で、アルカーイダの最高首脳の1人である。対外宣伝を担当し、アメリカ同時多発テロ事件の計画立案者と言われる。