フランス領インドシナ・ピアストル(フランス語:Piastre indochinoise)は、フランス領インドシナの通貨単位。フランス語で「piastre de commerce(通商ピアストル)」とも呼ばれ、1885年から1952年の間、大日本帝国により占領されていた時期を除きフランスの支配下にあったインドシナ半島東部地域で使用された。日本語では仏印ピアストルなどとも呼ばれる。 補助通貨単位はサンチーム (centièmes) で、1ピアストル=100サンチーム。さらにその下の補助単位として、1サンチーム=5(sapèques)とされた。