ピーターラビットのおはなし(英語: The Tale of Peter Rabbit)はビアトリクス・ポターが文章および挿画を手掛けた子ども向けの絵本である。イタズラ好きのピーターラビットが、マグレガーさんの庭でいたずらをし、見つかって追われるが、結局脱出することができたという内容である。物語は1893年に、ポターの元家庭教師、アニー・カーター・ムーアの5歳の息子ノエル・ムーアのために執筆された。1901年にポターによる改訂を経て自費出版された。その後、いくつかの出版社から出版を断られるも、商業出版として1902年にフレデリック・ウォーン社より刊行された。この本は商業的な成功を収め、その年のうちにすぐ複数回増刷された。この本は36もの言語に翻訳された。4500万部も売れたオールタイム・ベストセラー作品である。