ナイジェル・アモス(Nijel Amos、1994年3月15日 - )は、ボツワナの陸上競技選手、専門は中距離走。 2011年のアフリカジュニア選手権の男子800mで3位となった。2012年6月にはマンハイムで1分43秒11を出し、ボツワナ国内記録を更新すると共に、当時のジュニア世界記録第2位を記録した。同年の世界ジュニア陸上競技選手権大会では1分43秒79で大会記録を更新し、金メダルを獲得した。 2012年ロンドンオリンピックの男子800mでは、1分41秒73のタイムでジュニア世界記録を更新し、銀メダルを獲得。ボツワナ初のオリンピックメダリストとなった。 2022年の世界陸上競技選手権大会の直前、代謝モジュレーターについて陽性となり、ドーピングのために暫定的に資格停止となった。このため、当初男子800mへの出場基準は満たしていたものの、最終的に出場は叶わなかった。