ドイツ民主共和国の地方行政区画は、1949年から1952年までの期間と1990年7月23日からドイツ再統一までの期間は5つの州、1952年から1990年までは14の県により構成されていた。 当初は州(Land)が置かれた連邦制であり、旧西ドイツの連邦参議院にあたる(Länderkammer)も存在したが、1952年以降は(Bezirk)に再編されて参議院は廃止され、中央集権化が進められた。その後、統一を目前にした1990年7月23日に人民議会によって州の復活が決定し、5州が復活した。この5州を新連邦州(Neue Bundesländer)、新5州、東ドイツ5州という。名称は以前の州と同じだが、州の境界線は1952年以前とは微妙に異なる。