スイアブ(Suyab)は、かつて中央アジアに存在した都市。イシク・クル湖の北西、チュー川の沿岸に位置し、キルギス共和国のトクマク付近に存在していたと考えられている。都市の名前はスーイ川(チュー川)を意味する言葉の「Sūy-āb」に由来すると考えられている。唐代の漢語資料では「碎葉」「素葉」「睢合」と音写される。 シルクロードにおいては、天山北路の通過地である。