ジョージ・ワシントン級原子力潜水艦(ジョージ・ワシントンきゅうげんしりょくせんすいかん、George Washington class submarine)はアメリカ海軍の弾道ミサイル原子力潜水艦(戦略ミサイル原子力潜水艦)(SSBN)。計画番号SCB180A。アメリカ海軍の用語によれば艦隊弾道ミサイル潜水艦(FBM: Fleet Balistic Missile Submarine)。世界初の潜水艦発射弾道ミサイル搭載原子力潜水艦である。 1959年12月に1番艦が就役し、冷戦期のアメリカに巨大な核火力と強力な抑止力をもたらした。1960年代のマクナマラ国防長官の核抑止政策のもと、引き続き整備されたイーサン・アレン級、ラファイエット級とともに「自由のための41隻(41 for Freedom)」の一翼をなし、冷戦下の水中核戦力におけるアメリカの優位の維持に寄与した。