グレート・ムーン捏造記事(グレート・ムーンねつぞうきじ、英語:Great Moon Hoax)は、1835年8月にアメリカ合衆国ニューヨークの新聞『The Sun』に掲載された月の生命に関する記事を指す。記事は有名な天文学者のサー・ジョン・ハーシェルが、月に生命が存在し、文明を築いていることを発見した、と報じた。記事は捏造であり、ハーシェルがそのような発見をしたという事実はなかった。しかし読者の反応は凄まじく、追加情報を求める読者が『The Sun』社を取り囲む事態となった。