キュレネのプトレマイス(古代ギリシア語: Πτολεμαῒς ἡ Κυρηναία)は、『ピュタゴラス学派の音楽理論』(Πυθαγορικὴ τῆς μουσικῆς στοιχείωσις)という書物を著した古代の和音理論家、女性の哲学者である。生没年不詳であるが、紀元前3世紀よりも前でなく、紀元後1世紀よりも後でないと考えられ、おそらく紀元1世紀ごろに生きていたとされる。著作は失われたが、断片が引用により現代に伝わっている。