キュルテペ(トルコ語: Kültepe、「灰の丘」を意味する)は、トルコのカイセリ県にある遺跡。キュルテペにもっとも近い現代の都市は、約20km南西のカイセリである。キュルテペ遺跡は遺丘、キュルテペ本体、およびアッシリアの集落が発見された麓の町から構成される。紀元前20世紀のアッシリアの文書ではカネシュ(Kaneš)と呼ばれていた。のちにヒッタイト人は通常ネサ(Neša)、ときにアニサ(Aniša)と呼んだ。 ヒッタイト人はこの町を自分たちの原郷とする伝説を持っていた。ヒッタイト人自身はヒッタイト語のことをネシリ(nešili)と呼んだ。これは「ネサの言葉」を意味する。