『いれずみ判官』(いれずみはんがん)は、1965年に製作・公開された日本の時代劇映画。主演・鶴田浩二、監督・沢島忠。配給・東映。カラー、シネマスコープ、95分。 同じ東映の片岡千恵蔵の代表作であった、「遠山の金さん」を主人公とした『いれずみ判官』シリーズのリメイク。シリーズ化を予定していたが続編は作られず、鶴田にとって遠山景元を演じた唯一の作品となった。また、これ以降東映では「金さん」ものの劇場用映画は製作されていない。 北町奉行・遠山が江戸幕府の汚職を追求する中で、冤罪事件や不審死事件を解決していく筋。多くの「金さん」ものの通例と異なり、お白洲での裁きのシーンが存在しない。 封切り時の同時上映作品は『忍法忠臣蔵』(監督:長谷川安人 主演:丹波哲郎)。