グレゴリウス8世(Gregory VIII、1100年頃 - 1187年12月17日)は、第3回十字軍を呼びかけたローマ教皇(在位1187年)。世俗名アルベルト(Albert de Mora)として、イタリアのベネヴェントに1100年頃生まれ、1172年に教皇使節としてヘンリー2世のトマス・ベケット殺害の罪を赦免するアヴランシュの公会議に出席する。1187年10月25日、ウルバヌス3世の後を継いでローマ教皇に選ばれた。即位直後に、エルサレムにおける「ハッティンの戦い」の敗戦を聞き、第3回十字軍を呼びかけたが、ほどなく同年の12月に亡くなった。ほとんど、十字軍を派遣するためだけに教皇になったようなものだった。
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