エイブル・アート (Able Art) とは、エイブル・アート・ジャパン(会長、嶋本昭三)が主導する障害者芸術をとらえ直す運動、ノーマライゼーション運動である。この用語が定着した現在では障害者芸術自体をエイブル・アートと呼ばれることもよくあり、運動としての一面を強く出す時には、エイブル・アート・ムーブメントという用語が使われる。1995年に始まった、日本発の運動である。目的は2つあり、ひとつは、それまで価値の低いものとみられてきた障害者芸術のすばらしさを知らしめ、障害者の地位を高めること、もうひとつは、そうした活動を通して、誰も疎外されたり排除されない社会の実現を目指すことである。近年は障害者芸術ばかりではなく、生きづらさを抱える多様な人たちが抱える問題についても扱うようになっている。この記事では、エイブル・アート自体についてと、主導するエイブル・アート・ジャパンの活動について解説する。エイブル・アート・ジャパン以外にも、エイブルアート・カンパニーや財団法人たんぽぽの家といったエイブル・アート・ジャパンに関連する団体などが、エイブル・アート・ムーブメントに積極的に関わっている。
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