ZPU-4(ロシア語: ЗПУ-4)は、第二次世界大戦直後にソビエト連邦が設計した4連装の牽引式対空機関砲である。本稿では派生形である単装のZPU-1と、2連装のZPU-2についても解説する。 ZPUシリーズは、歩兵用に開発された口径14.5mmのKPV 重機関銃を対空用の銃架に搭載させる形で開発された。口径が20mm未満のため、機関砲では無く機関銃であるともされる。 形式名の"ЗПУ"は、ロシア語で対空機関銃架を意味する"Зенитная Пулемётная Установка"の頭文字をとっており、その英字転写がZPUとなる。