XǝTeX(XeTeX, ズィーテック、ズィーテフ)は、組版処理ソフトウェアとして知られるTeXを拡張・改良し、最新のフォント技術等に対応させたソフトウェア。TeXの代替エンジン。 Unicodeをベースとし、OpenType・Graphite・ (AAT) などの最新のフォント表示技術に対応しているのが特徴。これにより、OSにインストールされているフォントをそのまま利用できるメリットも生まれた。元はジョナサン・キュー(Jonathan Kew)により開発され、MIT Licenseにより配布されているフリーソフトウェア。 2004年〜2005年にMac OS X専用ソフトとして発表されたが、2006年にLinuxやMicrosoft Windowsにも対応した。2007年にはメジャーなTeXディストリビューションであるTeX Liveに収録され、ほぼ全ての環境で利用できるようになった。