TAVはTreno Alta Velocità SpAの略でイタリアの高速鉄道路線を計画し建設、管理する1991年に設立された高速鉄道会社である。在来線との接続線の建設や改良も実施している。フェッロヴィーエ・デッロ・スタートの100%出資の子会社となっている。これらが計画し運営する路線の中でもペンドリーノが走行し、欧州初の高速新線であるDirettissima(ディレッティシマ)が良く知られている。Direttissimaとはイタリア語で「(鉄道の)直通、直行」を意味する。列車の運行はトレニタリアが独占していたが、2012年4月よりヌオーヴォ・トラスポルト・ヴィアッジャトーリ(NTV)が参入した。