T-Palette Records(ティパレット レコード)は、2011年にタワーレコード内に設立されたアイドル専門のレコードレーベル。CDの販売がかつてほど伸びなくなったことから小売の経験を活かすべく発足し、2011年に新人アーティスト育成の試みを経てビジネス化した。地方を拠点に活動するローカルアイドルが所属していることが2012年の『うれぴあ』で指摘されており、当時所属していたNegiccoが新潟県、LinQが福岡県、しず風が名古屋市を発祥としている。設立者でタワーレコード代表取締役社長の嶺脇育夫が元々モーニング娘。を契機にハロー!プロジェクトに関心を持っていたと説明している。嶺脇はインタビューで物理的な距離を理由とする課題はあるとしつつも、それを越えることができる手ごたえがあると述べている。アイドルグループを選ぶ基準は全国流通していないことと自分たちが推薦できるアイドルであることを挙げている。 レーベル第1弾アーティストのバニラビーンズは、徳間ジャパンコミュニケーションズからのレンタル移籍で注目を集めた。