Super Density Disc(スーパー・デンシティ・ディスク)、略称SDは、1995年に提案されたデジタルビデオ光ディスクの規格。 東芝、タイム・ワーナー、松下電器(現パナソニック)、日立、パイオニア、トムソン、日本ビクター(現JVCケンウッド)の7社がSDに参画し、ソニー、フィリップス陣営のMultiMedia Compact Disc (MMCD) と対立した。しかし1995年末、SD規格をベースにMMCD規格の一部技術を統合することで両陣営が合意し、現在のDVDが生まれた。 厚さ0.6mmの基板を2層貼り合わせて大容量化したことが特徴で、この仕様はDVDにも引き継がれた。読み取り装置として、1995年に東芝はSD-ROMドライブを試作している。 SDのロゴは、SDメモリーカード(SDカード)に転用された。そのため、SDカードは光ディスクではないにもかかわらず、ロゴは光ディスクを思わせるデザインになっている。なお、SDカードのSDはSecure Digitalの略で、Super Density Discと直接のつながりはない。

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  • Super Density Disc(スーパー・デンシティ・ディスク)、略称SDは、1995年に提案されたデジタルビデオ光ディスクの規格。 東芝、タイム・ワーナー、松下電器(現パナソニック)、日立、パイオニア、トムソン、日本ビクター(現JVCケンウッド)の7社がSDに参画し、ソニー、フィリップス陣営のMultiMedia Compact Disc (MMCD) と対立した。しかし1995年末、SD規格をベースにMMCD規格の一部技術を統合することで両陣営が合意し、現在のDVDが生まれた。 厚さ0.6mmの基板を2層貼り合わせて大容量化したことが特徴で、この仕様はDVDにも引き継がれた。読み取り装置として、1995年に東芝はSD-ROMドライブを試作している。 SDのロゴは、SDメモリーカード(SDカード)に転用された。そのため、SDカードは光ディスクではないにもかかわらず、ロゴは光ディスクを思わせるデザインになっている。なお、SDカードのSDはSecure Digitalの略で、Super Density Discと直接のつながりはない。 (ja)
  • Super Density Disc(スーパー・デンシティ・ディスク)、略称SDは、1995年に提案されたデジタルビデオ光ディスクの規格。 東芝、タイム・ワーナー、松下電器(現パナソニック)、日立、パイオニア、トムソン、日本ビクター(現JVCケンウッド)の7社がSDに参画し、ソニー、フィリップス陣営のMultiMedia Compact Disc (MMCD) と対立した。しかし1995年末、SD規格をベースにMMCD規格の一部技術を統合することで両陣営が合意し、現在のDVDが生まれた。 厚さ0.6mmの基板を2層貼り合わせて大容量化したことが特徴で、この仕様はDVDにも引き継がれた。読み取り装置として、1995年に東芝はSD-ROMドライブを試作している。 SDのロゴは、SDメモリーカード(SDカード)に転用された。そのため、SDカードは光ディスクではないにもかかわらず、ロゴは光ディスクを思わせるデザインになっている。なお、SDカードのSDはSecure Digitalの略で、Super Density Discと直接のつながりはない。 (ja)
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  • Super Density Disc(スーパー・デンシティ・ディスク)、略称SDは、1995年に提案されたデジタルビデオ光ディスクの規格。 東芝、タイム・ワーナー、松下電器(現パナソニック)、日立、パイオニア、トムソン、日本ビクター(現JVCケンウッド)の7社がSDに参画し、ソニー、フィリップス陣営のMultiMedia Compact Disc (MMCD) と対立した。しかし1995年末、SD規格をベースにMMCD規格の一部技術を統合することで両陣営が合意し、現在のDVDが生まれた。 厚さ0.6mmの基板を2層貼り合わせて大容量化したことが特徴で、この仕様はDVDにも引き継がれた。読み取り装置として、1995年に東芝はSD-ROMドライブを試作している。 SDのロゴは、SDメモリーカード(SDカード)に転用された。そのため、SDカードは光ディスクではないにもかかわらず、ロゴは光ディスクを思わせるデザインになっている。なお、SDカードのSDはSecure Digitalの略で、Super Density Discと直接のつながりはない。 (ja)
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