MX4D(エムエックスフォーディー)は、アメリカ合衆国のMediaMation社によって開発された4D映画システムであり、座席の動き、匂い、水などで映画の演出を行う。座席が映画の内容に合わせて様々な方向に傾斜したり、エアーブラストが用いられたり、触覚を感じさせる演出が行われたりと様々な技術が使用されている。主にTOHOシネマズの一部の劇場のスクリーンで導入されている。同種のライバルとしては韓国・CJグループ傘下のCJ 4DPLEX社が開発した4DXがあり、両者をあわせて「4D上映」と総称される。 上述のようにMX4Dとは、上映に付随したスクリーン以外の演出システムであって、3D上映という意味ではない。そのため「MX4D 2D」と「MX4D 3D」の2通りの上映形態がある。