Apple I(アップル ワン)は、Appleが最初期に製作したマイクロコンピュータである。基板の表面に「Apple Computer 1」と刻印されていたため、Apple 1と表記されることもある。 スティーブ・ジョブズとともにAppleを創業したエンジニア、スティーブ・ウォズニアックがほぼ独力で開発したマイクロコンピュータ(ないし、周辺装置を容易に仕立てられるよう周到に設計された、ある種のワンボードマイコン)である。Apple Computerの創立者3名が私財を投じて作った。ジョブズは唯一の移動手段だったフォルクスワーゲンのバンを売り、ウォズニアックはヒューレット・パッカード製のHP-65という電卓を500ドルで売った。 1976年7月、カリフォルニア州パロアルトのホームブリュー・コンピュータ・クラブで披露された。 後継機は、大ヒットとなったApple IIである。