長崎市公会堂(ながさきしこうかいどう)は長崎県長崎市魚の町にあったホール。長崎国際文化センター建設事業の一環として建てられた。開館は1962年(昭和37年)6月2日。鉄骨鉄筋コンクリート5階建。延べ床面積5,992m2。客席数は1,751。市内ホールの客席数では長崎ブリックホールに次ぐ規模であった。「日本における近代建築100選」に選ばれている。 2015年(平成27年)3月末で閉館し、53年の歴史に幕を下ろした。当初は同年10月の長崎くんちの直後に解体工事が始まる予定であったが、存続を求める声もあり、解体が行われていなかった。2016年(平成28年)6月の長崎市定例市議会において同年11月の解体着工の議案が提出され、同年12月より建物内部が、翌2017年(平成29年)6月12日から建物本体の解体工事が行われている。