『楽園追放』(らくえんついほう、伊: Cacciata dei progenitori dall'Eden)は、イタリアの初期ルネサンス期の巨匠、マサッチオによるフレスコ画である。フィレンツェのサンタ・マリア・デル・カルミネ教会の壁面にマサッチオ、マソリーノなどが描いた1425年頃の連作のうちの一つである。それは、エデンの園からのアダムとイヴの追放 (楽園追放)、聖書の創世記第3章に描かれている追放を描いているが、正統な記述とはいくつか相違がある。