ロシア語訳聖書(ロシアごやくせいしょ、ロシア語: Русские переводы Библии)は、キリスト教聖書のロシア語への翻訳である。それは9世紀に、東ローマ帝国のコンスタンチノープルからモラヴィア王国へ来たキュリロスとメトディオスの兄弟がグラゴル文字を考案して、今日古代教会スラヴ語と呼ばれるスラブ語の一言語へ翻訳したことに端を発している。10世紀後半ウクライナのキエフ大公国でキリスト教は国教となり、その後ロシア帝国へ伝えられてゆく。 ロシア帝国中興の祖ピョートル大帝は聖書のロシア語翻訳を部下に命じているが、その後の消息はない。