『ラ・ベル・フェロニエール』(仏: La Belle Ferronnière)は、イタリアの美術家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた肖像画。ルーヴル美術館所蔵。かつて日本では『ミラノの貴婦人の肖像』と呼ばれた。これは「美しき金物商」の意であり、17世紀初めにはこの作品に描かれている女性が金物商の妻あるいは娘だと考えられていたことによる。また、フランス王フランソワ1世の有名な愛人であるル・フェロン (Le Ferron) も婉曲的に「ベル・フェロニエール (Belle Ferronnière) と呼ばれていた。