スチーフンイワサザイ (Xenicus lyalli ) は、夜行性・非飛翔性・昆虫食のスズメ目鳥類でニュージーランド固有のイワサザイ科に属している。恐らくは移入されたネコによって1900年頃絶滅した。 スチーフンイワサザイは『たった一匹の生物(灯台守が持ち込んだティブルスという名のネコ)によって絶滅させられた、知られている限りで唯一の絶滅種』という伝説によって長らく記憶されていた。しかしながらそれは現在では間違いであることがわかっている。そのネコが殺した鳥がこの鳥の最後の個体群の1つだったことは事実だが、さらにいくつかの標本がその後数年にわたって得られており、その頃にはこの島には多数の野猫が住み着いていた。