ジュリアーノ・ディ・ロレンツォ・デ・メディチ(Giuliano di Lorenzo de' Medici, 1479年3月12日 - 1516年3月17日)は、イタリアの貴族・政治家。フィレンツェの僭主。フランスの貴族としてヌムール公の爵位と所領を得た。フランス語名はジュリアン・ド・メディシス(Julien de Médicis)。イタリアのメディチ家の一員で、ロレンツォ・イル・マニフィコと妻クラリーチェ・オルシーニの三男としてフィレンツェで生まれた。長兄はピエロ、次兄はローマ教皇レオ10世となったジョヴァンニである。