エミレーツ航空521便着陸失敗事故(エミレーツこうくう521びんちゃくりくしっぱいじこ)は、2016年8月3日に、トリヴァンドラム国際空港発ドバイ国際空港行きだったエミレーツ航空521便(ボーイング777-31H)が、着陸復航を行っていた際に滑走路に接触し炎上した航空事故である。乗員乗客300人に死者はなかったが、消火にあたった消防士の1人が死亡した。この事故は、エミレーツ航空が起こした初めての全損事故であった。