ウゥルカーヌス(古典ラテン語:Vulcānus)は、ローマ神話に登場する火の神。ムルキベル(Mulciber)とも呼ばれた。後にギリシア神話の鍛冶神ヘーパイストスと同一視される。ウルカヌスとも表記され、英語読みのヴァルカン(Vulcan)でも知られる。 ロームルスあるいはサビーニー人の王タティウスが信仰を始めたという。祭日は8月23日のウゥルカーナーリア(Vulcānālia)であった。 ウゥルカーヌスの神話はほとんどがヘーパイストスのものであり独自の神話は残っていない。