鷺森神社(さぎもりじんじゃ、さぎのもりじんじゃ)は京都府京都市左京区修学院にある神社。御神号は鬚咫天王(すだてんのう、しゅだてんのう)。 毎年5月4日・5日に例祭「神幸祭」(さんよれ祭)が行われる。境内には離宮御幸震記の御歌日記にある霊元天皇が詠まれた和歌「をりゐるを 見し鷺の森 すきかてに わけきて今日は むかふ神垣」の記念碑がある。この記念碑は文学博士吉沢義則が執筆揮毫したものである。また、素盞嗚尊が詠んだと言われる和歌「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」にちなんだ「八重垣」と呼ばれる石があり、この石に触れ祈ると悪縁を絶ち思う人との良縁が得られることはもとより、夫婦和合や家内安全が授かると言われている。