高麗葬(こうらいそう、コリョジャン)は、朝鮮の高麗時代(または古代社会)に存在したとされる、老境極まって働けなくなった老人を山に捨てる風習、または墓に生きたまま閉じ込めて葬ることである。 東洋学者・ウィリアム・グリフィスの1882年に出版した『隠者の国・朝鮮』で「朝鮮社会で老人を生きたまま埋めてしまう高麗葬と山神や海神のために人を供える人祭(人身供養)が盛んに行われたため」、李氏朝鮮王(どの王か不明)によって、人身供養と共に禁止された悪習として、初めて広く世界に紹介された。