高麗史節要(こうらいしせつよう)は、1452年に成立した朝鮮の歴史書。高麗(918年-1392年)の正史のひとつである。 朝鮮王朝の監春秋館事・金宗瑞らが、先代の王朝である高麗の歴史を編年体でまとめたもの。1451年に成立した撰の『高麗史』の節要(ダイジェスト)という位置づけであるが、『高麗史』とは独立に編纂されたためにオリジナルの記事を多く含むほか、『高麗史』よりも詳細な部分もあり、貴重な史書である。35巻からなる。