駐日ドイツ大使(ちゅうにちドイツたいし)は、ドイツより日本に派遣された特命全権大使である。本項目ではプロイセン王国、ドイツ国(ドイツ帝国、ヴァイマル共和政、ナチス・ドイツ)およびドイツ連邦共和国(西ドイツ時代を含む)、ドイツ民主共和国(東ドイツ)から日本に派遣、駐在する最高位の外交官について記述する。 1863年(文久2年)に当時のプロイセン王国から派遣された領事が最初の駐日ドイツ外交使節であった。以後は最高位が公使の時代が40年あまり続き、大使が派遣されたのは1906年(明治39年)からである。その後、第一次世界大戦下での日独開戦、第二次世界大戦でのナチス・ドイツと大日本帝国の無条件降伏といった、二度の戦争による外交関係の途絶期間を経て現在に至る。