領事館警察(りょうじかんけいさつ、英語: Consular Police)は、第二次世界大戦以前の日本の外務省(後に大東亜省)に置かれた警察機関。外務省警察とも呼ばれた。領事裁判権が認められている相手国には、日本の領事館警察署や派出所が多数置かれた。 1880年(明治13年)3月に、朝鮮(後の大韓帝国)の釜山に置かれたのを皮切りに、清国(後に中華民国)、シャム(後にタイ)、満州国などにも設置された。 第二次世界大戦敗戦と同時に廃止され、当時3,400名いた領事警察官は在留邦人を護衛しつつ日本へと撤退した。