「雨の嵐山」(あめのあらしやま)は、日本のシンガーソングライターである長渕剛のデビューシングル曲である。 1977年2月25日にビクター・レコードからリリースされた。作詞・作曲は長渕、編曲は船山基紀が担当している。 ヤマハポピュラーソングコンテスト入賞曲であり、レコード会社協賛社賞を4社から受けた長渕はビクターと契約し本作でデビューする事となった。レコーディング時にはアレンジはすべて完成しており、長渕は歌入れのみを行っている。歌詞の内容は長渕の実体験であり、失恋を題材とした作品である。 リリース当時は全く話題にならず、活動の維持が困難であると判断した長渕は故郷である九州へと帰郷する事となった。その後次作「巡恋歌」(1978年)を完成させ、東芝EMIから再デビューする事となった。そのような経緯から、本作は公式にリリースされたアルバムには一切収録されていない。