『雄羊の毛刈り』(おひつじのけがり、Shearing the Rams)は、オーストラリアの画家トム・ロバーツ作の1890年の絵画である。この絵画は木造の毛刈り小屋のなかで仕事に励んでいる、羊の毛刈り人たちを描いている。明確にオーストラリアの特徴を描いた本作品は、田園生活と仕事、特に「力強く、男らしい労働」を称賛しており、羊毛産業が同国の発展に演じた役割を認識している。 『雄羊の毛刈り』はオーストラリア国内で最も有名かつ最も愛されている絵画の1つで、「オーストラリア印象主義の傑作」・「オーストラリアの大衆芸術史の偉大なイコン」であると記述されている。この絵画は、メルボルン、フェデレーション・スクエアのイアン・ポッター・センター:NGV オーストラリアで開催された、ヴィクトリア国立美術館のオーストラリアの美術コレクションの一部である。