隅田八幡神社(すだはちまんじんじゃ)は、和歌山県橋本市隅田にある神社。旧社格は県社。 京都府石清水八幡宮から勧請された神社である。ここに伝わる人物画象鏡は、日本最古の金石文の一つとして国宝に指定されている。10月中旬の例祭は、県の無形民俗文化財に指定されている。祭礼としてはこのほか、小豆と米を炊いた粥に穴が開いた竹筒を沈め、粥の入り具合で稲作の豊凶を占う「管祭」(くだまつり)が、小正月の神事として江戸時代から行われている。 戦国時代の永禄3年(1560年)、松永久秀によって社殿堂塔が一時焼亡したが、慶長年間に再建されている。