防衛装備移転三原則(ぼうえいそうびいてんさんげんそく、平成26年4月1日国家安全保障会議決定・閣議決定)とは、日本国政府が採る武器輸出規制および運用面の原則のことである。2014年(平成26年)4月1日に、国家安全保障戦略に基づいて、武器輸出三原則に代わる新たな政府方針として制定された。防衛装備移転三原則に基づき、国家安全保障会議(NSC)がこれまでに防衛装備の海外移転を承認したのは、地対空ミサイル 部品の対米輸出と戦闘機用空対空ミサイル をめぐる英国との共同研究の2事例に加え、実際に武力衝突が発生している国家への移転としては、2022年にロシアより軍事侵略を受けたウクライナより要請され防弾チョッキなどを例外的に供与した例がある。