間崎ルリ子(まさき るりこ、1937年 - )は、日本の児童文学翻訳家・文芸評論家。長崎県生まれ。慶應義塾大学図書館学科卒業。その後渡米し、ボストンのシモンズ・カレッジで図書館学を学ぶ。卒業後、ニューヨーク公共図書館児童室に勤務。1963年翻訳した『もりのなか』はロングセラー。帰国後1968年より2015年まで47年間にわたり、神戸市東灘区で毎週土曜午後1時から5時まで私設の児童図書館(子ども文庫)「鴨の子文庫」を開いていた。 鴨の子文庫の蔵書は5000冊近くあり、絵本の占める割合は約37%だった。本の貸出のほか、小さい子向け(親から離れて言葉に耳を傾け、楽しめるようになった子どもが対象)と大きな人向け(小学3年生以上が対象)の2回の「おはなしの時間」を、子どもだけが入る部屋(おはなしの部屋)でろうそくの明かりの中で行っていた。