長野空襲(ながのくうしゅう)とは、太平洋戦争中の1945年8月13日に、アメリカ海軍のエセックス級航空母艦「ハンコック」、「ベニントン」から発進した艦載機(F4U及びF6F)62機により、長野県長野市及び上田市が受けた空襲である。W・F・ハルゼー大将指揮下の第3艦隊第38機動部隊により実行された。 当時アメリカ軍の設定した全国180の空襲対象都市の中で、長野市は64位、上田市は144位に設定されていた。空襲の目的は交通機関の要衝としての駅や機関区を攻撃して損害を与え、飛行場の軍事施設を破壊し、人心に大きな脅威を与えることにあったとされる。