長町-利府線(ながまちりふせん)は、宮城県の利府町から仙台市までのびる断層である。長町-利府断層(ながまちりふだんそう)ともいう。総延長約17キロメートル。 狭義の仙台平野(あるいは広義の仙台平野のうち、仙台市を含む仙南平野)の西の縁にあり、北東から南西に、仙台の市街地を横切る。その北西側が持ち上がる逆断層(衝上断層)である。中新世と第四紀に活動が認められ、将来も動く可能性がある活断層である。大年寺断層など並行する断層をあわせて、長町-利府線断層帯としてまとめられる。