長沼 博明(ながぬま ひろあき、1934年 - ?)は、日本の評論家。福岡県生まれ、明治大学法学部卒業。ナショナリズム、ファシズムの研究家。「ヒトラー通俗本」を執筆し、日本の新左翼やネオナチに影響を与えた。 『ファシズム革命』で否定的に捉えられがちなファシズムの再評価を行った。瀬戸弘幸は『ヒトラーの闘争』を読んで感激し、長沼を訪問、日本学生会議のOBを紹介してもらい、機関紙を見るなどして政治活動の世界に入るきっかけになったと発言している。瀬戸によれば2010年時点で既に亡くなっており、「膨大なヒトラー関連の資料は水害事故かで消失されたと記憶しています」とのことである。