『長いお別れ』は、中島京子による小説、及びそれを原作とした日本映画(2019年公開)。 アルツハイマー型認知症を患った父が徐々に父でも夫でもなくなっていく家族の10年を追った連作短編集。フィクションではあるが、著者の中島京子自身が、2004年にアルツハイマー型の認知症と診断され2013年に亡くなった父、中島昭和を見送った経験がもとになっている。 第10回中央公論文芸賞、第5回日本医療小説大賞受賞。